この記事は、
『外国人と結婚したけどなかなかビザが取れない』
『在留資格認定証明書って取るのが難しいと言われてるけどどうなの?』
という方に向けて書きました。
まずはじめに
外国人と結婚し、日本に呼びたい場合は配偶者ビザをとる必要がある。
そのためにはまず在留資格認定証明書というものを入国管理局で取らなければならない。
在留資格認定証明書とは、結婚した外国人を日本に呼ぶために必要な書類である。
インターネット上の体験談によると、とるのが難しく、なかなか発行されないといった意見が目立つ。収入が何円以上や、十分な貯金があること、定職に付いていることが必要とされているが本当なのか。さらに、チャットの履歴を出すように入国管理局はうながしている。
僕の場合は上記に求められることは全て満たしていなかった。収入は0円。十分な貯金はない。さらに定職どころか、アルバイトにも付いていない。
しかし、在留資格認定証明書をとることができた。
それには、工夫したところがある。
なかなかパートナーの在留届が取れないと苦戦している人たちに向けて何か助けになれば幸いだ。
書類作成のヒント
これからは具体的に僕がどういう準備をしたのかという点。
在留届を取ろうとしている人は、法務省のホームページで配偶者ビザの必要書類は確認しているだろうから大まかなことは省いて説明する。
重要な点は3つある。
❶質問書の結婚に至ったいきさつを詳しく書くこと
❷写真や交際の証拠を出来るだけ多く提示すること
❸収入がない場合は、しっかりと説明をすること
一番気合いを入れるべきところ、それは❶質問書の結婚に至った詳しいいきさつを説明するところである。
ここが適当ではダメだ。
用意されている質問書では書けるスペースが限られている。なので別紙に書き出した方がいい。
審査官も人間なのでもちろん読みやすい方がいい。
となると、別紙にまとめて書くか、パソコンで打ち出す方法がいいだろう。僕の場合は、写真を入れて2ページほどの書類をパソコンで作った。
できるだけ細かいところまで正確に書くことが求められる。相手の国に渡航した日時はしっかりと間違いないようにパスポートを見て書こう。
そして次が、❷写真や交際の証拠を出来るだけ多く提示すること
法務省によると申請の際、二人が写ったスナップ写真2枚を求められる。
しかし、提出するスナップ写真が2枚だけでは少ない。適度に多い方がいい。僕の場合は、12枚の写真をA4紙に収めた。
二人のチャットの履歴を出した方がいいと言われているが、出さなくても僕の場合は大丈夫だった。
❸収入がない場合は、しっかりと説明をすること
僕は無職、収入が0だったので貯金残高の証明書を求められた。そしてこれからの収入をどうするかも説明しなければならなかったので、その説明の書類も作成した。
なので、もし収入が少ない場合、これからの収入をどうやって稼ぐかを説明できるようにするべきだ。
親の実家に一時身を置きながら、職を探すという方法もある。その場合は、親の所得証明と納税証明書を追加で求められることもある。
結婚の信ぴょう性をうまく表現することが秘訣
在留届を取る時に思うこと。それは必要書類が多いということだ。質問書だけでもかなりの量がある。
入国管理局は、基本的に偽装結婚を排除したいと考えがある。そして、正直に言って偽造結婚も多い。だから審査に慎重になるのは当たり前だ。そこを理解しなければならない。適当に作った書類で受かるわけがない。
ということを考えれば、しっかりと自分たちの結婚に至ったきっかけやいきさつを詳しく説明するのがいい。お金は必要最低限あればいいと考える。
自分たちの結婚の信ぴょう性を上げることが1番の近道である。