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ボリビアにあるキリスト教施設でボランティア活動をした話【体験談】

南米は熱心なカトリック教徒が多く、各町にはスペインが制服していた時代の名残だろうか、かなり立派な協会が建っている。

教会に行けば、膝をついて神様にお祈りをしている人が多く、日本で言うところのお寺参りみたいなものなのだろう。

2018年の1月から2月の後半までボリビアにある宗教施設でボランティアをしてきた。

このブログはその様子をまとめたものである。

RedAdvenir

正式名はRedAdvenir

Seventhday Adventist Churchの教徒たちにより運営されている。

その宗教施設がある場所はボリビアの第2の都市サンタクルス近郊だ。

市内からトゥルフィーという乗り合いのバンで移動すること1時間。

かなりしっかりとした門の中にその施設は広がっている。

 

主に、キリスト教に関する動画を制作しており、南米各国から集まってくる家族の保護もしている。

敷地内にはこの施設が持つ家が何軒かあり、ボランティア活動をしたいと言えば基本受け入れてくれる。

結婚しても子供がいなければ、個室で過ごすことになり、独身の場合は男女それぞれ独身寮的な家があるのでそこで生活をする。

しかし、日本によくある牢屋のような建物はない。

すごくオシャレで住み心地も良さそうな家だ。

ドイツ、ノルウェー、オランダ、アメリカ、パプア・ニューギニア、アルゼンチン、ベネズエラ、コロンビア、ペルー、など主に南米から多くのスタッフが集まっている。

施設に潜入!

僕はなんの話もせずに施設に入っていって、ボランティアをしたいので受け入れてもらえませんかとトップの人に頼みに行った。

彼の名前はリチャードと言う。トリニダード・トバゴ出身で英語を話す。

彼のスペイン語には訛りがあった。

 

僕はここでボランティアをしたいので、させてくださいと言うとまずキリスト教なのかと聞かれた。

妻はそうなのだが、僕はキリスト教ではない。

『違う』と言うと熱心にキリスト教について説明を始めた。

彼は『どうやって人間はこの世に誕生したのか』と聞いてきたので僕が進化論を説明した。

すると彼は『それは絶対に間違っている。猿が人間に進化したって?じゃあなんで今の猿は人間に進化していないんだ?どう見たって別の生き物だろう』と聞く耳を持たなかった。

創造論を信仰している人にとって進化論を唱える人は敵に近い存在なのだろう。

 

このまま彼らの宗教から避けているわけにもいかず、キリスト教を理解しますという名目で彼らの施設でボランティアをさせていただけることになった。

朝はみんなで神に向かってお祈りをしてから仕事に取り掛かる。

僕はクリスチャンではないので少し異様に思えたが、彼らには普通のようだ。

ボランティア活動

メインは動画制作

主に南米からボランティアスタッフはきている。

彼らの仕事は主に宗教関連の動画を作る事。

そのために大きなスタジオとカメラをセットし、パソコンは全てマックを使用。

それも施設には20台ぐらい合計であった。

スタジオ1 毎月はじめの土曜日には大きな公開収録があり、地元のクリスチャンが集まって講義をみる。

スタジオ2

ボランティア活動はそれだけではない

ボランティア活動の全てが動画制作ではなく、料理を作る人や、子供の面倒を見る人、周辺に新たな建物を作ったり、草刈り等をする人など多岐にわたる。

それぞれの得意分野で活動することが多い。

ちなみに、僕は撮影と編集、掃除や塗装などを手伝った。

妻は施設内の親が持つ子供の面倒を見る係。

保育園のような部屋で子供に教えたり、物を作ったりしていた。

 

また、ここではパイロットの訓練ができ、小さなセスナを操縦して免許を取ることができる。

オランダから来ていた人もこの免許をとったのち、スリナムに飛んでいくと言う。

施設

まず案内された部屋は天井部分が抜け落ちていた。

部屋の中は前に住んでいたであろう人の服などが散らばっていたので、案内してくれた人が片付けてくれた。

ベッドはなく、プラスチックのクッションの上にシーツをかぶせただけのシンプルなもの。

最初は驚いたが意外と暖かく、快適だった。

ちょうど夏ということもあり、暑くもなく寒くもなくちょうどよかった。

住めば都とはこの事で、最初は汚いなーなんて思っていたが、長くなればそんなのは全く気にならない。

トイレやシャワーも完備しており、清潔感もある。

周辺環境

自然に囲まれたところにあるので、市街地へ行くにはバンに乗って1時間ほど行かなければならない。

木

施設の周りは林が広がっているので空気も綺麗だ。

食事

毎日毎食ボランティアの人が食事を作る。

合計20人分ぐらいだ。

朝は大体フルーツとパンなどが多い。

昼はサラダと何かご飯類。

夜はフルーツジュースとポップコーンなど体にいいものを食べる。

キッチン彼らはベジタリアンなので、肉と魚は食べず一切出てこない。

タンパク質は全て豆類からとる。

なので、豆乳が毎朝のように出ていた。

日曜日はボランティアの人が交代で食事を作り、僕と妻は野菜炒めを作った。

意外にも好評だった。

しかし、20人分の食事を時間内に作るとなるとかなり大変な作業だ。

まとめ

合計で2ヶ月ほど滞在した。

この間に、おそらく日本にいてはできない体験をした。

まず、僕自身キリスト教を信じていない。

なので、彼らの生活を客観的に見ることができたのではないかと思う。

 

毎日のお祈りは僕にとって異様な光景だったし、彼らが聖書を読み、そこまで神に熱心なのは見ていてすごいなと思った。

 

その一方で、彼らにも葛藤がある

肉を食べてはいけないのがつらいらしく、ベジタリアンの食べ物を食べながら『肉食べたいなー』なんて言っている人も多かった。

コカコーラを飲みたいと言っている人もいたし、彼らも人間なんだということに気付かされた。

 

その葛藤の中で、神にどう忠実でいるか、神の教えをどう守るかなど考えて彼らは生活をしている。

しかし、僕はクリスチャンではない。

よって僕には彼らにはない自由がある。

そう考えると、なんでそこまで自分のやりたいことを制限されるのかという疑問が出てくる。

もっと自由にやってもいいのではないかと思ったのは、施設にいた人間でおそらく僕一人なのではないだろうか。