この記事は、
- 海外一人旅に行ってみたいけど、怖くて行けない
- どうしても、治安や言葉の面が不安だ
という方に向けて書きました。
まず、最初にはっきりさせましょう。
『最初は誰でも怖い』
です。
しかし、
『最初は怖いけど、徐々に慣れてきます』
『思ったより怖いことは起きないんだと気付きます』
18歳からアメリカ生活2年半、その後いわゆる治安の悪いと呼ばれている国々、メキシコや南米6カ国を周ってきたぼくがお伝えします。
最初はやっぱり誰でも怖い
ぼくが初めて一人で海外に出たのは18歳の時でした。アメリカ留学で羽田空港から飛び立った時には不安しかありませんでした。
ぼくがアメリカに行く前に怖かったことは下記です。
- 英語が喋れないからコミュニケーションができるか不安
- アメリカは銃社会だと聞いたから不安
- 誰も頼れる人がいないから不安
そして、もう一つ。当時は19歳でしたが、いまだに覚えています。
南米6カ国バックパックを目前にアメリカから南米に飛び立った時も不安でした。
なぜなら、
- スペイン語が喋れない
- 南米は治安が悪い
- 生きて帰ってこれるかわからない
3つ目はかなり大げさですが、当時は本当にそれくらい心配していました。
南米と言ったらもうとてつもなく治安が悪いものだと想像していたからです。
治安と言葉
一般的な海外に行くのが怖いという方の思考はほぼ2つです。
下に続きます。
- 治安が不安
- 言葉が不安
長期旅になるとお金の心配も出てくるのですが、海外一人旅デビューは上記の二つが不安の2大要素です。
それぞれの理由と対処法を深掘りしていきます。
治安
冒頭からかなり精神論みたいになってしまうのですが、迷っているのなら思い切って行ってしまいましょう。
気合いが大事です。
他の国にお邪魔するわけですから、日本と環境が違うのは当然です。
ぼくも最初は怖かった。でもそこを思いっきり飛び込んで行かないと、一生そのままステイしてしまいますよ。
治安を気にしていても外国の状況はすぐに変わってくれるわけではありませんからね。
『怖いけど海外に出て行く』という行動力をつけるしか方法はありません。
それでもやっぱり海外一人旅に行くにあたって最低限のことは気をつけなければなりません。
- 暗くなってからは出歩かない
- 治安の悪そうなエリアに行かない
- 変な人は無視する
最低限のことを守っていれば、事件に巻き込まれるということはほぼないでしょう。
そして後のことは、とりあえず思い切りで行くしか無いです。
一番大事なのは、とりあえず勢いで海外に出てみるということ。怖いけど徐々に慣れてきます。
南米とか行った後に、東南アジアに行くとマジで余裕ですね。
しかし、はじめは誰でも怖いものです。
一応参考までにぼくの過去を振り返ってみましたが、
海外を旅してきて何か身の危険を感じたとか、暴力を受けて貴重品を取られたとかいう経験は今までにありません。
しいて言えば、
- アルゼンチンのケチャップ強盗
- エクアドルの長距離バスで携帯を寝ている間にすられた
- コロンビアで宿の自分のカバンの中のお金が取られていた
といったぐらいです。
何か命に危険があるようなことがあったわけでは無いです。
なのでもっと安心していきましょう。あまり身構えても疲れるだけです。
しかし、海外一人旅がいきなり南米やアフリカというハードルが高いところはあまりお勧めできません。
初海外バックパッカーとかだと、
- タイ
- フィリピン
- 韓国
- 台湾
あたりですかね。
そこらへんから慣らしていきましょう。
上記の国で何かものすごく怖い思いをするということはほぼありません。
言葉
海外を旅するにあたって、心配が多いのは言葉の壁です。
しかしこれも問題ないです。
- ありがとう
- こんにちは
- ごめんなさい
- 1から10の数字
このくらい覚えておけば、その国では十分に旅をしていけます。
もっと深い会話をしなければならない場合、
例えば長距離バス乗り場でチケットを買う時などは、Google翻訳を見せれば大抵のことはわかってもらえます。
相手もあなたのことを外国人だとわかっていますから、熱意を表せば相手は理解しようとしてくれます。
そして言葉を喋れないと、以外にも困ったことは起きません。中途半端に喋れるぐらいが一番困る。
なぜなら、言葉が喋れなければ誰とも会話をしないからです。
中途半端に喋れると、話しかけられた時に相手と会話をすることもあるかもしれません。
すると、何やら困ったことが起きるのです。
例えば、ぼったくってきても言葉が少しわかるからそこで喧嘩になるなどですね。
しかし、全く理解できないとどうでしょう。
多少ぼったくられるかもしれませんが、本人がぼったくられていることに気がつかないのである意味幸せです。
どちらにせよ、少しわかるぐらいよりは全く理解できないほうがいいです。
何も気を使う必要がありません。わからないのは時にすごく便利なものです。
何と言っても、
旅では常に想定外のことが起こるので、ポジティブ思考がとても大事になってきますね。
常に挑戦が大事
ぼくから、ただ一つ言えることは、
怖いけど、勇気を持ってその一歩を踏み出すことが大事
ということです。
挑戦はいつだって怖いですが、挑戦せずに人間は進歩できません。
海外一人旅も同じで、最初は怖いですが、徐々に慣れてきます。
そして、しだいに
『あの時は何をビビってたんだろう。もっと早く一人旅してたら良かった』
という思考に変わっています。
誰だって始める前が一番怖いです。
しかし始めてしまえば、大抵のことはなんとかなりますので安心してください。
応援しています。