アメリカに着いてわけもわからない環境。
彼らの英語はとてつもなく早く聞こえてくる。
どうやって電車に乗ればいいかもわからず聞いても『What?』『Sorry?』みたいな感じで返される。
そんな状況に陥って不安を感じたことはありませんか?
不安を感じるどころか、これには落ち込みますよね・・。
ということで、この記事は
『なんでこんなに英語が通じないんだろう?』
『もうちょっと英語のスピーキングできるようになりたいな』
という方に向けて書きました。
ぼくの最初のアメリカ留学はこんな感じで始まりました。
しかし、その留学生活中に相手に伝わる英語力はつけることができました。
なぜならそれから自分を追い込んだことによって、勉強をせざるを得なかったから。そして、発音の勉強を一生懸命やったからです。
全く伝わらないぼくの英語
当時は全くと言っていいほど英語が話せなかった。何も伝わらず本当に苦労しました。アメリカについた当日、その日はもう夜。
仕方なくこの日は空港泊をしようと思い、空港の人に『Excuse me? I want to sleep in this airport. Where I can sleep?』と聞いても理解してもらえない。
『なんでだ・・・』
日本にいるときでも毎日英語の音読をしていたのに、、、なんとかなるだろうと思っていたのですがやはり甘くありませんでした。
発音に問題があると聞き取ってもらえない
日本にいるときに勉強方法が難しいもの、それはなんだと思いますか?
それは発音。なぜなら音がカタカナ発音とは全く違うから。
日本ではすべて日本語訛りになってしまう。どこで発音矯正をすればいいのか考えた時に日本だとなかなか思い浮かばない。
しかし、ここを変えていかないとネイティブにはなかなか聞き取ってもらえません。
早速どうにかして発音を矯正する方法を考えました。
インターネットで調べた結果、大きく二つの方法があることを発見。
❶英語耳→英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる
❷フォニックス→CDBフォニックス<発音>トレーニングBOOK (アスカカルチャー)
早速両方の本を買いました。
フォニックスや英語耳のどちらも試してみたのですが、ぼくは英語耳派でしたね。英語耳の方が口の動き等を表記してあるので、練習しやすいです。
フォニックスはぼくにとってわかりずらかったので、オススメしません。
それからというもの、毎日毎日パソコンでCDの音声を聞きながら音読の繰り返し繰り返し。中学校時代の英語教師が言っていたこと『音読を繰り返すことこそが英会話上達への道』。
それは本当だったんですね。
毎日寝る前に1時間は音読の時間。
毎晩やるもんですからルームメイトもうるさいなぁぐらい感じていたはずです。
しかし、ぼくの熱に負けてルームメイトが発音矯正にアドバイスをくれたのです。
ネイティブの人から学べる機会は貴重だと思い、口の動かし方や舌の動きなど細かいことまで徹底的にわからないことを教えてもらいました。
おそらくルームメイトは疲れたでしょう。その時の協力には本当に感謝しています。
最終的に彼にはたくさんのことを教えてくれました。必死にやっていればやっぱり誰かが見てくれていますね。そしてその姿は伝わるものです。
しかしこれの繰り返しをずっとやっていてもなかなか身につかない音があります。
それは、Rの発音。
なぜなら日本語にはこの音はありません。そして他の言語にもRの音はないのでしょう。他の留学生たちもRの発音は人いろいろ癖があります。
どうやったらRの発音ができるのか
ここで勉強している皆さんに少しでもヒントになるようにRの発音の仕方を教えます。
日本でよく言われるのは舌を丸める方法。果たしてこの方法で正しい音が出るのか。
結論は、出ないです。
ぼくもネイティブではないので正確にはわかりませんがこの音は違いますね。あとRの発音は会話中に何度もしなければならないのでいちいち舌を丸めてると喋れません。
これではダメです。
じゃあどうするか、、、その方法は舌を引っ込める方法です。
普通にフラットにしたまま舌を奥に引っ込めて唸るような感じの音を出す。これができると本物のRの音です。上の奥歯の両サイドに下が当たる感じで引っ込めるのがポイントです。
もしくは、舌を上顎にくっつけたまんまスライドして奥に持ってくるイメージです。
ただそれはやったことない人にとっては至難の技で、特に日本語にはこの音は存在しないので余計に難しく感じるでしょう。
しかし、マスターした方が格段にネイティブに聞き取ってもらいやすい。個人的にできるようになるまで練習することは大事だと思います。
そして、参考になるのはYoutubeの動画です。Rの発音練習動画はたくさん出てくると思いますが、しっかりと舌を引いている方法を紹介している動画を選んでください。
この音ができるようになるとすごく聞き取ってもらいやすいですね。そして英語をしゃべっているという感覚が増す。なのでぜひマスターして見てください!
おすすめ教材
毎日音読を繰り返していた本は、毎日の英文法シリーズです。
基本的な日常で使う英語を短く音読を行い頭に英語の回路を作る本です。一年間半何度もこの本で音読を繰り返し、自然と受け答えができるレベルまで上達しました。
また、毎日30分ほどのレッスンで気軽にできるのもいい点です。しかし、毎日繰り返すことが最も重要ですから、継続してやりましょう。
この英語耳という本はちょっと古いですが、基本的な発音矯正を音読を通して行う優れた本です。僕もこの本を使い、発音が格段によくなりました。
もし英語耳があっていなと感じるのであればフォニックスに変えてもいいと思います。僕は両方試した結果英語耳派だったのですが、皆さんの使いやすい方を選んでください。